10月7日から9日まで、韓国のソウルを訪問しました。今回の訪韓は、韓国における女性の政治参画を推進する取組みについての関係者との意見交換が目的でした。
中央選挙管理委員会のキム・ヨンヒ事務総長との懇談では、クオータ制が法律として導入された経緯や選挙管理委員会の役割等、政府から独立した機関である中央選挙管理委員会の立場からご説明頂きました。韓国は、2013年10月に発足した世界選挙機関協議会(AWEB)の創設を主導した国でもあります。懇談では、AWEBについても話が及びました。
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国会女性家族委員会委員長のユ・スンヒ国会議員との意見交換は、選挙制度や国会に占める女性議員の比率など、日本の現状についてたくさん質問を頂き、また、韓国で法律によるクオータ制導入がなぜ実現した背景や、これからの課題など意見交換をさせて頂き、大変、和やかなものとなりました。ユ・スンヒ議員は政党・新政治民主連合の5人の特別委員のうちの唯一の女性として党幹部としても活躍されている方です。
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韓国女性政策研究院のキム・ウォンホン博士には、建国大学での講義の後、ご多忙の中お時間を頂き、女性の議員比率をさらに高めるための今後の課題等について、博士の最新のレポートをもとにお話しを伺いました。日本の超党派議員連盟での取組みについて説明をしたところ、励まされました。
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韓国では、2000年に政党法を改正し、国会議員にクオータ制を導入しました。比例代表候補者の30%以上は女性とし、候補者名簿の奇数順位を女性としなければならない義務を政党に課すものです。その後、公職選挙法改正により、30%から50%に引き上げられ、さらには、国会、地方議会の選挙区において30%以上は女性を公認する努力義務が、政党に課せられることになりました。
また、政党交付金についても、女性候補者を増やすための政党へのインセンティブ制度が設けられています。女性公認補助金として、一定割合以上女性候補者を公認した政党に対して補助金を交付する制度や、政党交付金の経常補助金総額の1割以上は女性の政治的発展のために使用する規定などがそれにあたります。
こうした法制度改正の取組みによって、韓国では、2000年から2014年の間に女性議員の比率は5.9%から16.3%へと飛躍的な伸びを見せました。クオータ制については、「下駄をはかせられたくない」といった意見が女性議員からも出ていることは事実ですが、韓国だけでなく諸外国の例を見ると、フィンランドなど一部の例外的な国を除いて、何もしないで女性議員が自然増となることはまず、ありません。法律による義務付けや政党の自主的な取り組みによるクオータ制導入を機に女性議員は増加しているのです。
日本の国会において女性議員の占める割合は、衆議院では9.5%と、190か国中155位、OECD中最下位の34位という状況です。これまで私は、クオータ制にはどちらかというと否定的でした。選ぶのは国民であり、女性議員も自然に増えるはず、と思っていましたが、多様な意思を議会に反映させるために、議会に女性の占める割合を増加させる積極的な取組みが日本においても必要と考えています。
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